うさぎ小屋でも

2010年1月1日 00時20分 | カテゴリー: 活動報告

 未曾有の経済不況で失業率は上がり続け,昨年末から今年初めにかけて,職も住も無い人が2万人。厚労省は都道府県に公設の派遣村を準備するよう要請したが,なかなか難しいようだ。雇用問題が即住むところの有る無しに直結してしまうという派遣労働のあり方は問題だし,労働者を使い捨て自由なもの扱いにしている露骨な資本主義を正さねばならない。

 マイケルムーア監督の最新作「キャピタリズム」はアメリカを貧困大国にしてしまったマネー資本主義を鋭く描いている問題作として高い評価を受けている。前作「シッコ」でアメリカの医療問題を取り上げ,民主党の医療保険改革を後押しした。国民皆保険が曲がりなりにも位置付いているわが国の医療保険制度は大切にすべきだ。(もちろん,国民健康保険や後期高齢者医療保険は抜本的に見直す必要はあるが〜。)アメリカでは保険の本来的な機能が「助け合い」であることは忘れられ「ビジネス」として営利第一主義の金融業になっている。

 この世界同時不況の発端,サブプライムローンがアメリカの低所得者層向けの住宅融資であったことを思えば,住まいの確保はもっと政治が関与すべき問題だ。「うさぎ小屋」と揶揄された粗末な日本の住宅事情はさらに悪化し今や「ホームレス」状態だ。老後あるいは失業中,収入が無くなっても住まいがあれば,そこそこの年金や手当で生活できる。
昨年の都議会議員選挙で訴えた「衣食住から住職医へ」の政策実現に向けて練馬の地から発信していきたい。