子ども議会はおとなのカガミ

2009年7月24日 17時31分 | カテゴリー: 活動報告

都議会議員選挙の残念な結果からなかなか立ち直れず,議会で議席を確保することの意味を改めて考えています。
そんな折り,練馬子ども議会が開催され,23日は委員会が傍聴できるので行ってみました。8月3日の本会議に先立ち,区行政の5つの分野に基づいて5つの委員会に分かれて「意見や質問を述べ,区幹部職員と討議」するはずでした。
しかし,私が傍聴した委員会では,意見や質問は予め用意した原稿を読み上げ,それに対して区幹部課長級が区ではこうやっていますという説明を予め用意したペーパーを見ながら行うだけでした。その後,委員長が「質問はありますか?」と尋ねますが,誰も何も言わず「それでは〜」と先に進んでお終い。何ともあっけないものでした。
内容的には,学校緑化への参加,公園のゴミ箱設置,ベンチの肘掛け,トイレの衛生管理,ペットボトルのキャップ回収,無料駐輪場の設置など中学生が日頃感じている疑問や提案なのに,行政側の受け止めが単なる説明と弁明に終始したのが残念でした。傍聴していた保護者からは「あんな説明で納得したの?傍聴席から質問したいくらいよ。」と不満の声も。。。未来を担う子どもたちが,子どもの目線でまちづくりに参加する事例は増えています。もっともっと子どもの意見に正面から向きあい,未来のパートナーと真剣に討議して欲しいと思います。
今,おとなの議会にも討議が欠けています。立場の違いを超えて合意点を見出すためには討議が不可欠であり,民主主義の根幹であるのに討議が避けられています。
25日(土),26日(日)には恒例の議会改革フォーラムが開催され,全国から議員や自治体職員,研究者が集まって意見を戦わせ議会改革をめざします。おとなの議会が変わらなければ,子ども議会だって変わりようがありません。子どもはおとなの姿を映す鏡ですから。