若者の旅立ちを祝う

2009年3月17日 12時20分 | カテゴリー: 活動報告

アメリカのオバマ大統領の就任演説で特に感動的だった言葉に「旅」がある。アメリカ建国の人々がメイフラワー号で新天地を求めてやってきた「旅」,黒人たちがアフリカから奴隷船で運ばれてきた「旅」。西部開拓史に残る駅馬車の「旅」。そして宇
宙までも支配しようとする発端となった月への「旅」。
 私たち日本人も芭蕉の「奧の細道」などで「旅」には心を動かされるし,時間の流れをも「旅」にしてしまうほどだ。
いよいよ卒業シーズンたけなわ。我が家にも社会に旅立とうとしている若者がいるが,未曾有の経済恐慌と言われる社会に漕ぎだしていく木の葉舟のようで心配は尽きない。ただ,わたしが経験的にいえるのは「失敗したらやり直せばいい。そのときは
手助けするから,思いっきり生きて欲しい。」
 一昨年,永遠に旅立ってしまった母が最期に「もういい。もういい。ありがとう」と別れの言葉を遺してくれたように,若者たちにも納得のいく人生を全うしてほしいと願う。「どこから来てどこへ行くのか?」わからないけれど,今,ここを旅してい
るのは確かなこと。悔いのない「旅」への出立に乾杯!