あれから〜

2009年1月20日 10時51分 | カテゴリー: 活動報告

1月17日,阪神・淡路大震災から14年。四谷の聖イグナチオ教会ヨセフホールで,ーあれから14年ー1.17『人間の国』へ。今こそ語る阪神・淡路大震災と「市民=議員立法」という集会に参加した。主催は小田実文学と市民運動を語り考える会とメルキゼデクの会。私は小田実の文学よりも思想に共感し,特に現実を変えていく行動力を尊敬している。もしも,未来に「希望」があるならば,それは小田実の思想から生まれてくると思っている。一昨年7月,彼は亡くなってしまったが,精力的に働きかけて作った「被災者生活再建支援法」が死後,再改正され,この国を「人間の国」へ一歩近づけた。そして,去年から今年の「派遣村」に集まったボランティア活動は彼の思想の広がりの証だった。
 
ちょうど,この日の午前中,NHKテレビで「アーカイブス 安田講堂落城 ”あの日”から40年 東大紛争・学生たちのその後」という番組を放送したのだが,1969年1月18日から19日のことだった。私は当時,全共闘運動が提起した問題から目をそらすことはできなかったが,生活実感のない危うさを感じていた。しかし,その学生たちは生活を思想化していき,地域医療に,有機農業に,市民運動にと社会を変える力になっていったのだ。あれから〜年と単に過去を懐かしむのではなく,過去と向き合い記憶し検証することの意味は大きい。
 
 練馬区でも,12月議会で「震災復興の推進に関する条例」を制定した。必ず来るといわれている直下型大地震への備えの一部であると考え賛成したけれど,阪神・淡路から学ぶべきはいかにして災害から人間(生き物)を守るかであるはずだ。自然災害を人災にしないように手を尽くすのが政治の役割だ。生活第一の復興のためにこそ準備しておかねばなるまい。