「えーる」にエール、女性センターフェスティバル

2008年6月3日 11時36分 | カテゴリー: 活動報告

女性が学び、活動し、交流しながら男女共同参画社会を実現していく場として、1987年4月1日にオープンした女性センター。当初は婦人会館といったそうだ。最近では女性センターというと、男性が使いにくいとか、逆差別だとかいう理由で、男女共同参画センターに名称を変えたいという意見もある。練馬区議会でもそのような意見があるが、私は反対だ。女性が参政権を得て、一人前に扱われてまだ、62年。法制度は男女平等を建前にして整ってきたが、人々の意識はそう簡単には変わらない。まだまだ女性ゆえの不利は解消していない。DV被害は圧倒的に女性に多いので女性センター相談室が頼りにされている。公募で決めた愛称「えーる」には男にも女にもエールを送るという気持ちが込められているそうだ。
 5月31日、6月1日に行われたフェスティバルの催しの一つ、「クイズとお話・男女共同参画社会ってなんだろう」を覗いてみた。負けん気が強いのは男らしい、人につくすのは女らしい、など男らしさ、女らしさの刷り込みが、ジェンダーバイヤスになっている一方、やさしさは両性の特長としてあげられたのが面白かった。○×クイズや自己採点チェックで私は意外(?)と女らしいことがわかった。
 今や女性の中でも「女女格差」が歴然とし、格差をひろげていると指摘する学者もいる。大きくとらえた格差社会の中の男女格差、そして、その女性の中でも格差が広がっている。その主な要因は①正社員か非正社員か、②総合職か一般職か、③学歴の差、④働き続けるか専業主婦かの4つだという。勝ち組・負け組のイヤな言葉が浮かんでくる。社会学的にはこの女女格差を是正するには公的制度の充実が必要ということになるのだが、格差社会に雄雄しく(?)立ち向かう勇気をエンパワーしてこそ「えーる」だろうと女性センターに期待せずにはいられない。