「日本の青空」、練馬では?

2007年8月30日 15時51分 | カテゴリー: 活動報告

押し付けられたのだから変えなければと、自虐的に日本国憲法を否定する人々に是非観ていただきたいのがこの映画だ。敗戦直後占領軍によって押し付けられたのではなく、すでに憲法草案を作っていた民間の「憲法研究会」という学者グループがあった。その中心メンバー鈴木安蔵を主人公に憲法の誕生秘話を描くこの映画は、明治時代から脈々と受け継がれた自由民権運動が新憲法制定のベースにあったことを、誇りを持って伝えてくれる。
 この映画上映会の後援を練馬区と教育委員会が、「憲法を守るのは政治的活動だから」との理由で断ったという。28日の朝日新聞東京版記事について、企画総務委員会で区長に真意を尋ねた。区長からの答えはなく、総務部長が「憲法は国民の問題だから、区は関わらない。現憲法を守るということは区として表明できないから、後援しない」と答えた。同日開催の文教委員会でも同じ文言で生涯学習部長が答えている。「区長はいつも憲法を守ると言っているが、」とさらに追及したが区長は答えようとしない。
憲法99条、公務員の憲法尊重擁護の義務に反した今回の練馬区の対応は看過できない。「憲法を守る立場」に立つことを明確にしない地方公共団体ってむしろ政治的で、一部の政党の政策に偏っている。「公共」が準拠すべき大本は「憲法」であり「現憲法」であることは当然だと思うが、何に遠慮しているのだろうか?公を担う者はもっと凛としてほしい。