「美しい国」より「生活が第一」

2007年7月30日 17時29分 | カテゴリー: 活動報告

自民党の歴史的惨敗、民主党大躍進という結果に終わった昨日の参院選。有権者は、戦争に国民を駆り立てる「美しい国」よりも、格差社会をなんとかして欲しいとの切実で現実的な「生活が第一」を選んだ。たくさんのハチドリの一滴が、燃えさかる安倍内閣の妄想の炎にNO!という一票一票を突きつけ、この暴挙を鎮めた。もちろん、きっかけは閣僚の相次ぐ暴言であったり、年金不祥事や増税など、国民の怒りを買ったカネがらみの問題であった。

 目の前で明らかになるカネの問題は生活者にとって死活問題であるが、教育基本法を強引に改悪し、憲法も変えるといってはばからない戦前レジーム信奉の安倍内閣には生活感覚が希薄だから、民意を汲み取ることができなかったのだろう。

 先日、豊島区にこの春オープンした知的障がい者のグループホームを見学した。ちょうど親の会への講演や施設見学も開催されていたので、利用者の家庭での生活と施設での生活、そしてこのホームでの生活と全体の様子がわかって有意義だった。講師の戸田さんは男性保育士第一号で技術畑の方、自らが育児パパであったので生活の中で保育問題と向き合ってきたとか。豊かな経験と優しさに裏打ちされた言動が、関係者の信頼を得ていた。

とりあえずお坊ちゃまクンの妄想にダメ出しをした有権者は、次の審判に向けて、この国のあり方、平和や憲法への思いを、自らの生活の中から紡いで行かねばなるまい。