キャンドルヒューマン・チェーン

2006年11月28日 14時57分 | カテゴリー: 活動報告

 11月16日、衆議院本会議で教育基本法改悪案が、不充分な審議に抗議する野党の欠席にもかかわらず強行採決された。
 いわゆる三点セット、頻発する子どものいじめ自殺・相次ぐ高校の未履修発覚・教育基本法に関するタウンミーティングでのやらせと謝礼の問題、そのどれをとっても一つ一つきちんと検証しなければ前には進めない問題なのに、そこで立ち止まることなく闇雲に突き進む。これはもうファッショとしか言いようがない。改悪の内容が教育を個人の人格形成から国家のための国民づくりへ大転換させようというのだから、この手段・プロセスが相当なのかもしれない。

夕闇迫る国会前に、この暴挙を怒り、嘆き、悲しむ人々がキャンドルを片手に三々五々集まった。もはや言論の府ではなく、数の論理だけがまかり通るナンバーマシーンに成り下がった国会にキャンドルを向けて「強行採決反対! お国のための教育NO!教育格差を広げるな!『愛国心』の押し付けNO!」と叫んだ。

生活者ネットワークの前身、「ぐるーぷ生活者」設立のきっかけを思い起こす。1970年、日米安保改定に反対する人々のデモで国会周辺が騒然としていたのに、帰って来たまちがあまりにも静かで政治に無関心であったことから、地域で暮らす生活者が政治に向き合わねば民主主義は成り立たないとの危機感であったと聞く。

今、国会前でのコールもキャンドルの灯火も、我が住むまちに無縁だろうか?生活者は政治に無関心だろうか? 否!小さいけれど確実に、細々だが脈々と、生活者が政治に参入している。私も、まず、地域からヒューマン・チェーン、人間のつながりを作っていこうとがんばっている。思いを同じくする方々とつながって生きたい。