チョゴリ通学も命がけ

2006年11月14日 16時33分 | カテゴリー: 活動報告

11月11日、北区十条の東京朝鮮中高級学校創立60周年記念行事に参加しました。
公開授業を参観してから、写真、教科書、絵画作品などの展示を観た後、『民族教育シンポジウム』を聞きました。

花村健一さんが江東区枝川の朝鮮学校の東京都による土地取り上げ問題と市民による支援の様子を報告。この学校の保護者であり、東京都の子ども家庭支援センターで働く辺貞姫さんが、「朝鮮学校」を選択した決意と地域での交流活動を、多文化共生の視点で語りました。高級部で日本語を教えている呉幸徳さんは、生徒たちが美しい日本語に接し、バイリンガルとして豊かな言語環境を生きて欲しいとガンガンに頑張って授業に取り組んでいます。というのも大学受験には朝鮮学校卒業だけでは認められず、大検受験を義務化しているからです。今、日本全国の高校で未履修問題が噴出していますが、その甘い対応には不公平な手前勝手が見て取れます。

私も出席者として、議会での決議文の話をして、杉並区議会が北朝鮮と呼ばなかった理由が地域での交流はもちろん、区議会や区行政との関わりにあったことを辺さんの活動から知った。大切なのは地域で生活する隣人としてのつきあいであると意見を述べました。

 7月以来朝鮮民主主義人民共和国のミサイル実験や核実験により、在日朝鮮人への暴言、脅迫行為や暴力事件が相次いでいます。女生徒が民族服のチマチョゴリで通学するのは、大変勇気のいることになってしまい、集団いじめの様相を呈しています。これも全国で起きている『いじめ自殺』と同根であり、政府が率先して進めている構造です。
 『制裁』の名の下に、地域で生活している隣人の人権や生活権を侵害してよいはずはありません。冷静な判断力と温かい隣人愛が求められます。