佐賀市の教育改革といじめ自殺

2006年11月8日 11時06分 | カテゴリー: 活動報告

文教委員会視察2日目は佐賀市教育委員会。2004年、教育特区改革で有名な東京の品川区から小学校の校長だった田部井氏を招き教育長に。過疎化が進み、子どもが減った小規模校を廃止するのではなく、隣接する中学校と小中一貫教育校にして連携した。4・2・3制で6・3制の卒業や入学の節目感覚を残した。中1ギャップによる学校不適応を解消するねらいもあるそうだ。地域は教育熱心な伝統があり、おらが学校の意識が強く、地元の協力で総合学習のキャリア教育を充実させている。

 一学年一クラス20人くらいなので,教員と生徒はよくコミュニケーションがとれ、この学校に不登校はないそうだ。いじめによる中2男子の自殺がとなりの福岡県であった直後だったので、こちらはどうかとお尋ねしたところ、明日は我が身と思っているとの正直なお答えに驚く。佐賀市全般では公立中ばなれが進んで、東京とおなじくらいの進学熱だと伺い、ショックを受けた。

 いい学校、いい会社、いい人生というコースはすでに破綻しているとわかっていても、なお中学受験に駆り立てているものは何だろう。
 いま、国会で教育基本法改悪の暴挙が現実のものになろうとしている。既に荒廃著しい教育界にとどめが刺される。このところ頻発する子どもたちや教師たちの自殺は、教育の終焉を告げる断末魔の叫びなのだろう。

 9日の正午から練馬駅で恒例の9条アピールをするので教育基本法改悪反対を訴えよう。平和憲法と教育基本法はセットなのだから。