「北朝鮮」って呼ばないで!

2006年10月18日 16時46分 | カテゴリー: 活動報告

第三回定例区議会が終わりました。最終日、議運に「北朝鮮の核実験に関する決議」が議員提案されました。朝鮮民主主義人民共和国が10月9日に核実験を行ったと発表したので、それを受けて、練馬区議会として厳重に抗議するというものです。練馬区は非核都市宣言をしているのでいかなる国の核実験も認めず、行われた時は即抗議することにしています。文章もほぼ雛型があり、休会中であっても自動的に出すことになっています。しかし、今回の場合の文章には核実験への抗議だけでなく、「わが国のみならず、東アジアおよび国際社会の平和と安全に対する重大な脅威であり、これは核兵器不拡散条約体制に対する重大な挑戦である。また、日朝平壌宣言や6カ国協議の共同声明にも違反するものである。」の政治的な文言が入り危機感を煽っています。また、正式な国名でなく相手が嫌がる『北朝鮮』を用いて始めから喧嘩腰です。(杉並区議会では正式名称を使っていますから、区議会の品位が表れています。)私たちはこのような時だからこそ冷静な対応が必要と考え、この決議には反対しました。徒に追い詰めて暴発させれば、戦前の日本と同じ轍を踏むことになるのを恐れるからです。今、必要なのは相手の状況に配慮した外交による平和的解決です。
丁度9日には練馬駅前で恒例の9条アピールをして,武力によらない紛争解決を訴えたところです。安倍政権になってから、対話よりも圧力重視の外交に偏り、制裁強化や集団的自衛権発言や臨検支援の特措法検討など、危うい気配になっています。戦争になっても自分は傷まない人たちが先頭になっていきり立っていますが、そうではない人々が踊らされず、騙されず自分自身のアタマでよく考えて欲しいと願っています。

朝鮮民主主義人民共和国の核実験に対する抗議声明