老町会長の嘆き

2006年9月12日 14時02分 | カテゴリー: 活動報告

11日,外環の青梅街道インター計画で被害を受ける関町の住民の方々が区への要望書追加分を持って区役所に来られた。私は交通特の委員でもあるので同席した。前回は区長に直接会って手渡したのだが,今回はだいぶ様子が違った。まず,区長は不在で都市整備部が対応した。事前に課長から「写真撮影は遠慮してほしい」「人数は少なめにしてほしい」との申し入れがあったので住民は反発した。彼らにとってインター計画は環境悪化はもちろん,100戸以上の立ち退き,商店等の生業破壊,地域分断などまさにまちと生活が破壊されるので真剣だ。
 その人たちが仕事を休み,病を押してはるばるとお願いに来ているのに,そして,その後ろには1万2000を超える人々の同意があるのに,そのような注文をつけるとはひどい話だ。行政側の想像力の欠如を感じさせる。要望のスタイルまで指定するのは公務員として越権行為だ。
 先頭に立って反対している町会長は,2本の杖でからだを支えながら,40年間,生活道路の整備,下水道の整備とまちのインフラ整備に町会をまとめて,区に協力してきた。そうやって作ってきたまちを住民には何の役にもたたず,空気を汚し,自動車をあふれさせるインターに壊されるなんて・・・と悔しがる。「絶対にどきません。」と静かだがきっぱりと言い切った。
 一方,区では全区対象に外環アンケートが行われ,沿線住民の苦しみや将来にわたる費用負担も知らされることもなく,あれば便利の意見がかき集められた。それが練馬区からの意見の裏づけになってしまう。愚かな人間の決定が同胞を悲しませていく構図が繰り返されないよう何ができるか?こころの痛む毎日だ。