外環・青梅街道インターはグロテスク

2006年8月3日 10時13分 | カテゴリー: 活動報告

8月1日は練馬区が板橋区から独立して東京で23番目の特別区になった日です。文化センターで環境都市練馬区宣言の記念式典を区と議会の共催で行い、子ども議会からの環境提案も発表されました。練馬区は環境を大事にするのだなぁと思わせるイベントです。
しかし、文化センターの前では「環境破壊をもたらし、区民の生活と健康を奪う外環・青梅街道インターと地上部道路は必要なのでしょうか?」と住民の方々がチラシを配って訴えました。私たちも人間の命や生活よりも経済や効率を優先する外環計画案には反対なのでジョイントアピールをしました。
青梅街道をはさんで杉並区は地元住民の生活環境や地下水脈などの自然が破壊されるので、インターを作らせません。練馬区側だけに関越道方向しか利用出来ない、中途半端なハーフインターを作り、巨大な換気塔まで練馬区側に建てるという計画案です。当該地域の方々にとって、長年住み慣れ、作り上げてきたまちを区によって壊されるとは、これほど理不尽で情けないことはありません。区民を守るためにきっぱり反対する杉並区と、区民無視の練馬区の姿勢、いったい何が違うんだ?!と怒りの声も多く届いています。因みに杉並区は環境都市宣言の先輩格ではあります。
区では練馬区全体の意向を知るためのアンケート調査を8月中・下旬に予定しています。実際に影響を受ける地元の意向を尊重せずに、「有れば便利」ぐらいにしか考えられない人々の意見を集めて、区民の意向に仕立て上げるためのものです。2年前にも同様の調査をした時、「始めに結論ありき」の公正を欠くやり方を問題にしましたが、反省の色もなくゴリ押しする姿勢はグロテスクでさえあります。
外環にかかる費用は1メートル1億円、インターチェンジが2000億円、用地買収も含めれば軽く2兆円といわれています。未来に多額の負債と取り返せない環境破壊の愚を残してまで得ようとしているものが何なのか?練馬区全体の問題として、冷静なアタマと温かいココロで考えて欲しいと思います。