北欧福祉ツアー

2006年5月16日 16時18分 | カテゴリー: 活動報告

5月の連休を利用して、北欧福祉ツアーに参加しました。フィンランドのヘルシンキとスエーデンのストックホルムにある保育園、児童施設、高齢者施設、障害者施設を視察しました。どちらも在住の日本女性が通訳をしてくださったので、説明は理解しやすく、質問にもていねいに答えてもらえました。それぞれの細かい報告は内容を整理してから後日あらためて行いたいと思います。
 8日間の滞在期間中、幸運にもずっと晴れ。木々の緑、カラフルな花々で春の彩が日一日と鮮やかになって、人々は戸外に出て陽光を浴びていました。ヘルシンキでは街中をかもめが飛んで、好評上映中の映画「かもめ食堂」のとおりでした。長い冬からやっと春を迎えた喜びにあふれ、夜も9時ごろでも明るいので人々は仕事を終えると、戸外で食事とおしゃべりを楽しんでいました。自分の生活を大切にして、人生をていねいに生きている様子に厳しい自然との共生を見たおもいでした。

 高福祉高負担で有名な北欧諸国ですが、労働組合や協同組合が健在で、ひとり一人の個性が大切にされるとともに助け合いのしくみがつくられています。アメリカ型の資本主義社会が貧富の差を拡大し、格差社会の問題が噴出しているわが国の政治をどうするのか?
人々を幸せにしないこの国の政治をどうするのか? 解決の糸口を探したい思いもありましたが、国レベルの政治はともかく、地域で私たちにできることがもっとありそうです。

私たちの生活に密着した教育、福祉、まちづくりを担うのは、地方自治体ですから地方分権をすすめることで、ひとり一人がもっと大切にされるまちづくりは可能です。今回のツアーで「自然の中でていねいに生きること」の確かさを感じました。