春の宵、国会へ

2006年4月5日 10時44分 | カテゴリー: 活動報告

3月31日は教育基本法59歳の誕生日。満開の桜が寒風に舞う中、全国から日比谷野外音楽堂に駆けつけたのはおよそ4000人。集会は中野のジャズ・ピアニスト高橋聡さんと、パートナーのトランペッター山本ヤマさんの息の合った演奏から始まりました。彼は一昨年公立小でPTA会長だった時入学式の挨拶で、都教委による君が代を歌わない教員の大量処分に触れ、それはおかしいと言ったため、当時の校長・教頭らによってPTA会長辞任に追い込まれました。しかし、めげることなく東京弁護士会に人権救済申し立てを行った結果、2月28日付けで当時の校長・教頭に『警告』が出されました。校長らの行為は、高橋さんの自己決定権、意見表明権を侵害し、憲法21条1項に抵触しているからです。
石原都政のもとで東京の教育は異常を極め、行政は教育に不当に介入してはいけないと規定している教育基本法はいうまでもなく、憲法にも確信犯的に違反し、改悪を先取りしています。教育基本法・憲法が改悪されれば、今、都教委が進めている「異常」が『正常』になってしまうのです。
今国会では、与党が議員の過半数で決定可能な教育基本法の改悪を先行し、弾みをつけて、憲法改悪のための国民投票法案を上程することが予想されます。何としてもこの流れにストップをかけたい。そんな思いで参加者は国会に向かい、社民党、共産党の衆・参議員にエールをおくりました。フランスの若者のように何万人もの人で国会を取り囲むほどのエネルギーはないけれど、このままではいけないとの深い思いに充ちたデモでした。
教育基本法のことを知らない人が多すぎる。何とか知って欲しい。そんな思いで練馬では4月15日(土)午後1時半から、区役所アトリウム地下で集会があります。いっしょに教育のこと考えましょう。