サマワではなく新潟へ

2006年1月24日 11時46分 | カテゴリー: 活動報告・日誌

20日、東京にも雪が降る中、自衛隊第9次イラク派遣隊約500人の壮行会が習志野駐屯地で行われた。練馬区北町の東部方面隊第一師団を中心に編成され、順次サマワに向かう。イラクの治安はますます悪化し、日本への期待外れ感が憎しみにエスカレートしている状況だという。生きるために仕事が欲しいのに、仕事もくれないアーミー(軍隊)では喜ばれないし、自衛隊が彼らのなすべき仕事を奪っているとさえ言われている。
 一方、日本では記録的な大雪で、過疎化、高齢化した山村では雪下ろしに自衛隊が派遣され、喜ばれている。雪害で100人以上が亡くなっており、もっと多くの支援が必要とされている。しかし、装備があって訓練された専門の災害援助隊が必要とされているのであって、武力を持つ自衛隊が必要とされているわけではない。災害派遣も自衛隊の任務のひとつなのだが、アーミーであるからには無条件には喜べない。
 自民党の新憲法草案では自衛隊を自衛軍にして、海外派遣を本来任務にしようとしている。少子高齢化がすすむこれからの日本で若い力は貴重だ。集団的自衛権の行使でアメリカに従って、海外で貴重な若者の力を浪費するよりも、国内には本当に必要としているところがたくさんある。昨年、アメリカ南部でハリケーンによる大災害があったが、復興の担い手が州兵としてイラクへ派遣されていたことで被害を大きくしたと伝えられている。
 17日は阪神淡路大震災から11年を迎えたが、地震大国でもあり自然災害が次々と起きるこの国で、本当に必要なものをちゃんと考えたい。