八の釜憩いの森の生き物調査から

2005年10月11日 11時59分 | カテゴリー: 活動報告・日誌

10月9日(日)、秋雨が降ったり止んだりする中、地域の親子連れや、おとなのサポーターの方々と一緒に、八の釜憩いの森の生き物調査をしました。
 水辺ではザリガニがいっぱいで、わたしたち人間の声を聞くと、サササっとバックでいざるように逃げます。イザリガニというのが語源だという話も、実際に目の前でその様子を見れば即納得。きれいな水にしかいないというシマアメンボも湧水池で、雨粒と競うように波紋をひろげていました。リストラ時代には、切ない名前のクビキリギリスが大きくはねをばたつかせて飛び去りました。子どももおとなも自然の中では同じように歓声をあげ、同じように反応します。図鑑を読んでいる子どもたちのほうが物知りだったりします。  
興奮と感動の2時間があっという間に過ぎて、およそ50種類以上の生き物を見つけました。耳をすませばゴウゴウとクルマが走る音が聞こえるような外環と関越道のすぐ近くですが、樹林と湧水池のおかげで動植物がなんとか生息しています。 
 東大泉の屋敷林を買い取って練馬の緑を保護しようと交渉が始まっていますが、保護すべき樹林地はまだまだたくさんあります。ほとんどが民有地ですから、相続などが発生すれば存続があやぶまれます。限りある財源では、買い取ってでも保護すべきものをどのように決めるのか、誰もが納得できるような基準づくりが必要になるでしょう。この八の釜憩いの森の樹林と湧き水も生き物と一緒に保護していくべきとしみじみ感じました。