迷走する福祉コミュニティバス構想

2005年4月19日 10時22分 | カテゴリー: 活動報告・日誌

15日に交通対策等特別委員会があり、福祉コミュニティバスの試行運行対象地区が示されました。
 まず、区内7園の位置とバス活用の可能性、次に、中核的病院へのアクセス性、駅へのアクセス性、交通不便度、議会陳情の有無、コミュニティバスの必要性と有効性を5点〜0点の配点でそれぞれ評価しました。その得点から日大光が丘病院(突然の浮上にびっくり!)は氷川台福祉園バス、順天堂練馬病院は関町福祉園バスという組み合わせができたそうです。
 これまでは福祉コミュニティバスといっても、実体は福祉園バスを順天堂練馬病院の送迎に活用するという認識でした。今回突然、日大光が丘病院も出てきましたが、こちらにはすでにシャトルバスや交通実験バスがあるので対象外でした。今になってなぜ?謎は深まるばかり。
 この試行は2年間行われ、ゆくゆくは福祉園送迎時にも一般客が乗り合うことで障害者の社会参加にもなるとしていますが、それは大いなる錯誤です。
 国会では「障害者自立支援法」が閣議決定され、障害者の自立支援を応益負担で行おうとしています。支援費制度でやっと自立に一歩近づいたところで、財源を理由に利用制限の方向性が打ち出され、障害者の権利としての社会参加があやぶまれています。
 福祉コミュニティバスが本当に障害者の社会参加を目指すのなら、この構想は考え直すべきです.「試行錯誤」のつけは福祉園利用者だけでなく、納税者である区民にかかってくるのは確かです。