つつがなく卒業しましたが。。。

2005年3月17日 16時21分 | カテゴリー: 活動報告・日誌

娘が3年間通った都立高校の卒業式に出ました。昨年は都立高校をはじめ教育現場で、君が代斉唱の時に起立しない教職員を職務命令違反で処分するという嵐が吹き荒れ、現在も処分撤回の裁判が続いています。処分されれば、当該の教職員はもちろん、生徒も傷つき、せっかくの卒業式が台無しになります。
 卒業式前日のリハーサルでは校長が、粛々とすすめて欲しい旨を何度もいったそうです。その指導の甲斐あって(?)式は粛々とすすみ、君が代斉唱時に不起立の教職員は見当たりませんでした。私は立ちませんでしたし,友人は歌いませんでしたが、咎められることもなく一見、平穏に式は終了したのです。
 昨年は卒業式の中で、生徒から都教委に対して、君が代斉唱を強制するようなやり方はおかしいと思うという内容のメッセージがあったそうです。自主・自律を謳い自由な校風を伝統にしてきた学校ですが、生徒たちは秩序を乱すことなく、いい子でいることを予め練習しており、その通りにしました。 
 この学校が好き、いい仲間に出会えた、いい先輩、いい先生に感謝します、 
卒業生の言葉が続きましたが、社会から切り離された別天地のようにいいことずくめ。本当はいろいろと言いたいこともあるのでしょうが、ここでは言わないおりこうさん。言ったところでしょうがないと諦めているのかもしれません。  
 おとなの側の許容量が小さくなって、エネルギーもなくなって、子どもをいい子にしておこうとすると、もっと大切な芽まで摘んでしまうことになりはしないか、自戒を含めて考えさせられた卒業式でした。