放課後、子どもの居場所づくり

2004年6月22日 14時04分 | カテゴリー: 活動報告・日誌

「ゆうゆうぽてと」と「赤とんぼ」を見学してきました。どちらも放課後児童のひろば事業として、5月1日にオープンした民間の学童クラブです。練馬区の直営の学童クラブは、多くの働く父母の願いから、条例にきちんと位置付いた質の高い保育施設です。しかし、ますます増える待機児と、ニーズの多様化に対応できない現状があります。今回、民間の保育サービス団体として5年に渡って、地域で子育て支援を続けてきた「ぽてと」のグループが、栄町ゆうゆうロード商店街で空き店舗の提供を受けて、子どもの一時預かりと民間学童を始めました。区は子育て支援事業の目玉として、商店街と「ぽてと」の双方に補助金を出しています。商店街の活性化にもつながるし、まちで子どもを見守ることにもなるからです。
昨年、足立区の東和銀座商店街へ先駆的な試みを見学に行き、下町ならではの温かさを感じて、このホームページでもお知らせしました。実は私も下町育ちで、近所の大人に助けられて周りの子どもと一緒に育ったという実感があり、この事業には、おおいに関心があるのです。まだ始めて50日ですが、商店街の方々の応援、近くの栄町児童館の協力などを得て、ここを放課後の居場所としてやってくる子どもたちの育つ力に寄り添って、温かいまちづくりの一端を担ってくれることを期待しているのです。
栄町から平和台の「赤とんぼ」にまわりました。こちらは、区の施設を利用して、地域や町会の大人がNP0をたちあげて運営を受託しています。人口急増地域で、向かい側の小学校に公設学童があるのですが、待機児が多く、この民間学童もすでに28人の登録者があるそうです。元教員の方や指導員の経験者がスタッフになっていますが、1年生の男子が多く、雨の日などは大変そうです。子育てに冷たいこの社会では、少子化はとどまるものではありません。何にお金を使うのか?何を大切にするのか?私達の選択が未来を方向付けることにもっと真剣にならなくては・・・と思いつつペダルをこいで帰路につきました。
 経費の縮減を目的に、従来の直営学童クラブを廃止するのではなく、多様なニーズに応える多様な学童保育のあり方を、区民主体で考えていく時期に来ていることを実感しています。