「イラク自衛隊派遣から憲法を考える」集会

2004年6月3日 22時05分 | カテゴリー: 活動報告・日誌

5月25日夜、練馬区役所19階会議室で、地域協議会主催「イラク自衛隊派遣から憲法を考える」集会の司会をしました。薄い藤色のシャツにブルーのネクタイ姿、アルミ製アタッシュケースを携えて颯爽と現れた河上暁弘さんは32歳!参加者の息子、娘の年代で、負うた子に教えられて・・・の感じでした。
 今年1月、陸上自衛隊がイラクの土を踏んだところから日本の非暴力・平和主義憲法が大きく揺らぎました。5月20日に衆議院を通過した有事関連法案が、参議院で審議中ですが、これらは日本有事よりもアメリカの戦争をバックアップする体制にお墨付を与え、民間企業・自治体を動員するためのものです。「押しつけ」、「現実離れ」、「足りない」などの理由で改憲の動きがありますが、本質は「第9条の戦争放棄、戦力不保持」の改悪であり、日本を戦争の出来る国にすることにあります。河上さんは体力には自信がなく、暴力装置である軍隊には絶対不向きであり、軍事国家の不合理や不自由を嫌悪するので、この平和憲法を護ることは、自分自身の切実な問題だとしみじみ話されました。
 参加者からも関心を寄せられた、国際法的に自治体から平和と安全を守る方法の「無防備自治体宣言」については、国立市長の上原公子さんも目指していますし、大阪市では市民が直接請求署名5万筆運動を展開中です。わが練馬区には2つの自衛隊駐屯地が在るため、宣言の条件を満たしません。 
 戦争になったら軍隊は住民を守るどころか、盾にするか収奪するだけであることは歴史が証明しています。軍隊が守ってくれる<国>とは何か?この私と私のまわりの人々はどうなるのか?自分の立っている所から考えていけば本当に大切なものが見えてきます。
 7月には参議院議員選挙があります。選挙は政府を変えることのできる合法的な権利。「あなたの一票、革命権。憲法は、権力の暴走を抑え、国民の平和的生存権を保障させるためのもの。憲法を変えるのではなく、憲法の完全実施を求めて行こう!」そんなメッセージが、若い憲法学者から発せられたことに、なにか嬉しい私達でした。