5.16 スーパートーク・平和政策塾

2004年5月18日 20時18分 | カテゴリー: 活動報告・日誌

 陸上自衛隊110人が三ヶ月の任務を終えてイラクから北海道に帰って来ました。
ここ数日サマーワでの銃撃戦が激しさを増しているとの報道があり、心配でしたが、テレビが写す隊員はにこやかで元気そう。そっと涙ぐむ家族の表情でやっとこの人達はイラク帰りなんだとわかるくらいなのです。人道支援として行ったのでサマーワの人々から熱烈歓迎を受け、帰らないでというデモまであったし、危ない時は宿営地内での作業で安全を確保したので大丈夫だそうです。政府はまだサマーワは非戦闘地域と言い張っています。
 一ヶ月前、イラクで3人プラス2人の人質が拘束され、解放されたとき5人の民間人は、それ以前からイラクの人々のために人道支援活動をしていました。ところがアメリカがファルージャを攻撃し、日本政府が自衛隊を派兵したので、彼らが土地の抵抗組織によって捕らえられたのです。にもかかわらず、解放後の5人、特に今井さん、高遠さん、郡山さんに対する「自己責任を問う」バッシングには、同時代を生きる人間として胸の痛む思いでした。官のやることに口出しするな。お上に逆らうな。民のくせに余計なことをするからだ。時代が逆行したかのような怖ろしささえ感じました。
 5月16日、元レバノン大使で、自衛隊イラク派兵に抗議の電報を小泉首相に出したが、無視され外務省を辞めた天木直人さんと、平和憲法の素晴らしさを伝える活動を司法試験塾を足場に展開している伊藤真さんのスーパートークが、九段会館で開催されました。外交X憲法=平和 というサブタイトルからもわかるように、武力で平和は創れない。憲法に外交を賭ける(?)ことで平和が創れる。外交の力で平和憲法を世界に発信していこうという内容でした。彼らは平和政策塾を立ち上げ、平和外交政策を考え、実現の道を探ろうと提案しています。
 非武装中立の平和憲法が、瀕死の状態の今ですが、理想をかなぐり捨ててしまったら、そこにあるのはイラクの今の惨状であることをイラク人が命をかけて教えてくれています。カウントされることもない夥しい死体が無念の形相で教えてくれています。今、私が日本で出来ること、勇気と根気で憲法を語ろう!